【中国語コラム】中国語の「一点儿」と「有点儿」の違いとは?
中国語の「一点儿」と「有点儿」の違いとは?
中国語学習者がよく混乱する表現に 「一点儿」 と 「有点儿」 があります。
どちらも日本語では「少し」と訳されることが多いですが、使い方・置く場所・ニュアンスが大きく異なります。
ここでは、よくある誤用を防ぐために、ポイントを整理して解説します。
「一点儿」用法①比較のニュアンス
形容詞の後ろに置く場合(比較のニュアンス)
「一点儿」は 形容詞の後ろ に置くと、他と比べて「少し〜だ」 という意味になります。
この場合、必ず比較のニュアンスが含まれます。
例文
- 这个房间大一点儿。
→ この部屋は少し広いです。(他の部屋との比較のニュアンスが含まれます) - 今天比昨天冷一点儿。
→ 今日は昨日より少し寒いです。
※「一点儿」単体で使うと、「ほんの少しの差」という印象になります。
「一点儿」用法②量が少し
名詞の前に置く場合(量が少ない)
「一点儿」は名詞の前に置くこともでき、量が少ないことを表します。
例文
- 我想喝一点儿水。
→ 水を少し飲みたいです。 - 你要是饿了的话,吃一点儿面包吧。
→ お腹が空いていたら、少しパンを食べてください。
この使い方には、良い・悪いの評価は含まれません。
「有点儿」主観的な「ちょっと…(マイナス)」
「有点儿」は 形容詞の前 に置きます。特徴は次のようになっています。
- 形容詞の前に置く
- 比較の意味はない
- 話し手の主観的な感情を表す
- 基本的にマイナスイメージ
例文
- 今天有点儿冷。
→ 今日はちょっと寒い(寒くて嫌だな、という気持ち) - 这个问题有点儿难。
→ この問題はちょっと難しい(困っている感じ) - 他有点儿生气。
→ 彼は少し怒っている。
※「有点儿」は、不満・困惑・マイナス評価を含むのが大きな特徴です。
「一点儿」と「有点儿」の違いを一目で整理
まとめ
「一点儿」と「有点儿」は意味が似ているようで、
文法位置・比較の有無・感情の有無がまったく異なります。
この違いを意識するだけで、
✔ 表現が自然になる
✔ 誤解を防げる
✔ 会話力が一段レベルアップ
します。
ぜひ、実際の会話や作文で使い分けてみてください。
中国語の「一点儿」と「有点儿」は、意味が似ているようで
使い方を間違えると不自然に聞こえてしまう表現です。
立橋中国語教室の体験レッスンでは、こうした「日本人がつまずきやすいポイント」を
文法の暗記ではなく、実際に使える形で丁寧に解説しています。
「なんとなく分かる」を「自信をもって使える」に変えたい方は、
ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。
