【中国語コラム】【2026年】中国の春節(旧正月)とは?由来・伝統行事(北方/南方)・旅行の注意点を解説
【2026年】中国の春節(旧正月)とは?由来・伝統行事(北方/南方)・旅行の注意点を解説
中国の春節(旧正月)は、中国で最も大切な祝日です。日本のお正月と同じく新年を迎える行事ですが、中国では「家族が集まる」「縁起を担ぐ」「厄を払って運気を整える」という意味合いが強く、街全体がお祝いムードに包まれます。
2026年の春節は、2月16日(月)が除夕(大晦日)、2月17日(火)が新年(元日)です。春節前後は中国国内で大移動が起こるため、旅行や留学準備にも影響しやすい時期です。
この記事では、春節の由来、旧正月の伝統行事(北方と南方の違い)、そして春節に旅行する場合の注意点まで、初めての方にも分かりやすくまとめます。
① 春節(旧正月)の由来|なぜ「春」を祝うの?
春節は、中国の旧暦(農暦)に基づく新年の始まりです。古代中国では農業が生活の中心だったため、冬を越えて春が来ることは「新しい一年のスタート」を意味しました。そのため旧正月は、単なる年越しではなく春を迎える=新しい運気を迎える行事として発展したと考えられています。
春節の象徴といえば、赤い飾りや爆竹(ばくちく)の賑やかさ。これには「年(ニエン)」という怪物の伝説があります。昔、大晦日に現れる怪物が人々を襲うため、村人は怪物が苦手な赤色・大きな音・光を使って追い払いました。ここから、赤い装飾(春聯・福字)や爆竹・花火など、厄払いの風習が今も続いています。
学べる中国語(由来・あいさつ)
过年好!
Guò nián hǎo!
(あけましておめでとう!※春節のあいさつ)
春节是中国最重要的节日。
Chūnjié shì Zhōngguó zuì zhòngyào de jiérì.
(春節は中国でいちばん大切な祝日です。)
② 旧正月の伝統行事|北方と南方の過ごし方の違い
中国は広いため、春節(旧正月)の過ごし方は地域差があります。特に分かりやすいのが北方(華北・東北など)と南方(華南・華東の一部など)の違いです。
- 春節の定番行事(全国共通)
春節前に行うのが大掃除。古い一年の厄を落とし、良い運気を迎える準備です。次に玄関や部屋に赤い対句「春联 」を貼り、「福」の字を飾ります。
「福」を逆さに貼ることがありますが、これは“福が来る(福到)”と“逆さ(倒)”の発音が同じで縁起が良い、という中国語の語呂合わせです。
そして最大イベントが、除夕(大晦日)の夜に食べる年夜饭(团圆饭)。家族や親戚が集まり、豪華な食事で新年を迎えます。子どもには紅包(ホンバオ/お年玉)を渡す習慣もあり、赤い封筒が「幸運」を象徴します。
- 北方の春節:餃子が主役!
中国の北方では春節に餃子(饺子)が欠かせません。特に除夕の夜に餃子を食べる家庭が多く、形が昔のお金(元宝)に似ていることから「富を呼ぶ食べ物」とされます。
また、家族で夜更かしして新年を迎える「守歳(年越し起きている)」も北方でよく見られる習慣です。
- 南方の春節:年糕・湯円・魚で縁起担ぎ
南方では餃子よりも、年糕(もち米の餅)が春節の定番です。「年糕」は“年年高(毎年レベルアップ)”という語呂合わせで、仕事運や学業運の上昇を願います。
さらに、丸い団子を甘いスープで食べる湯円(汤圆)は“円満・団らん”の象徴。加えて魚料理も重要で、「鱼(yú)」と「余(yú)=余裕」の発音が同じため、年年有余(毎年余裕がある)という願いが込められます。魚は全部食べ切らず、少し残すと縁起が良いとも言われます。
学べる中国語(伝統行事)
除夕我们一起吃年夜饭。
Chúxī wǒmen yìqǐ chī niányèfàn.
(除夕にみんなで年越しのごちそうを食べます。)
北方过年吃饺子。
Běifāng guònián chī jiǎozi.
(北方では春節に餃子を食べます。)
南方过年吃年糕。
Nánfāng guònián chī niángāo.
(南方では春節に年糕を食べます。)
③ 春節(旧正月)に旅行するなら?おすすめ都市と注意点
春節の時期は、中国で「春運(しゅんうん)」と呼ばれる帰省ラッシュが起こります。航空券・新幹線・ホテルが一気に埋まりやすく、旅行の難易度が上がるため、ポイントを押さえることが大切です。
- 注意点①:航空券・新幹線・ホテルはとにかく早めに
春節前後は移動需要が急増し、価格も上がりやすいです。特に除夕(2月16日)~元日(2月17日)前後はピークになりやすいため、旅行をするなら日程を少しずらすのがおすすめです。
- 注意点②:店や観光施設が休むことがある
春節は「家族で過ごす」文化が強いため、個人商店やローカル飲食店が休業することもあります。上海や北京など大都市はチェーン店が営業していることが多いものの、地方ほど休みが増える傾向です。行きたい店がある場合は、事前に営業時間を確認しておきましょう。
- 注意点③:空いている街と混む観光地が二極化
春節期間は、地元の人が帰省して都市部が一時的に落ち着くこともあります。一方で、有名観光地・テーマパーク・人気スポットは連休で混雑します。
「どこを旅したいか」によって、混雑の感じ方が大きく変わるのが春節旅行の特徴です。
- 春節旅行のおすすめ都市
- 北京:旧正月ムードを楽しめる。伝統イベントも多い
- 上海:便利で観光しやすい。食事・買い物も困りにくい
- 広州・深圳:比較的暖かく、南方グルメが豊富
- ハルビン:冬のイベントが魅力。写真映えも◎
春節(旧正月)は「不便さ」もありますが、その分、中国文化の濃さを体感できる時期です。赤い飾り、爆竹の音、家族団らんの空気は春節ならでは。旅行するなら早めの準備で、快適に楽しみましょう。
学べる中国語(旅行)
春节期间人很多,要提前订票。
Chūnjié qījiān rén hěn duō, yào tíqián dìng piào.
(春節の時期は人が多いので、チケットは早めに予約しよう。)
这个店春节休息吗?
Zhège diàn Chūnjié xiūxi ma?
(この店は春節に休みますか?)
祝你旅途愉快!
Zhù nǐ lǚtú yúkuài!
(よい旅を!)
よくある質問(FAQ)|春節(旧正月)について
Q1. 春節と旧正月は何が違うの?
基本的に同じ意味です。
「旧正月」は旧暦の正月、「春節」は旧正月を祝う行事全体を指す言い方で、中国では「春节」が一般的です。
Q2. 「除夕(じょせき)」って何?
除夕(Chúxī)は春節の前日、旧暦の大晦日です。この夜に家族で年夜飯を食べて新年を迎えます。
Q3. 春節のあいさつは何と言えばいい?
新年好(Xīnnián hǎo)/**春节快乐(Chūnjié kuàilè)**が定番です。
Q4. 北方と南方で食べ物が違うの?
北方は餃子、南方は年糕や湯円が有名。魚料理は全国的に縁起物として人気です。
Q5. 春節に旅行すると混雑する?
春節前後は春運で混雑しやすいです。交通・ホテル予約を早めにし、移動日をずらすと快適になります。
【イベント予告】2027年春節は「王先生の実家・大連」で本物の旧正月体験へ!
立橋中国語教室では、2027年の春節に合わせて
**王先生の実家がある「大連」までご案内する春節イベント(旅行企画)**を予定しています。
✅ 2027年の春節(旧正月)=2月6日(土)
✅ 2027年の除夕(大晦日)=2月5日(金)
この旅は、観光地を巡る一般的な中国旅行とは違い、“家庭で迎える春節”を体験できる特別企画です。
いつもの中国旅行では絶対体験できないこと①:現地の「家庭の春節」に入れる
春節の中心は観光地ではなく、家族が集まる家庭の時間です。旅行で中国へ行っても、実はこの部分はなかなか体験できません。
今回の大連企画では、
- 除夕の夜に年夜飯(团圆饭)をみんなで食べる(王先生の母の手料理)
- お正月の空気感をそのまま味わう
- 春節のリアルな習慣(縁起物・あいさつ文化)に触れる
といった、“中国の春節の核心”を体験できます。
いつもの中国旅行では絶対体験できないこと②:北方ならではの「餃子文化」を丸ごと体感
大連は北方文化が強い地域です。北方の春節といえば、やはり――
- 「包饺子(餃子を包む)」は家族イベント
春節の餃子は、ただ食べるだけではありません。
家族みんなで包んで、笑って、新年を迎える――それ自体が春節の思い出になります。
日本の旅行では味わえない、“体験型の春節”になるはずです。
いつもの中国旅行では絶対体験できないこと③:先生同行で「安心+学び」が同時に手に入る
中国旅行で不安になりやすいのが、移動や買い物、食事注文などの場面です。
立橋中国語教室の企画なら、先生が同行することで――
✅ 中国語が不安でも安心して動ける
✅ 困ったときにすぐ相談できる
✅ その場で中国語を学べる(生きた表現が身につく)
✅ 「通じた!」という成功体験が増える
つまり、旅行がそのまま「最高の中国語レッスン」になります。
春節の中国旅行でも安心できるポイント(混雑・休業対策)
春節は春運で移動が増え、店が休むこともあります。だからこそ、事前の段取りと現地サポートが重要です。
- 混雑する時期・場所を避ける動き方
- 春節でも営業している店の選び方
- トラブル時の中国語対応
こうした点も含めて、安心して楽しめる春節旅行を目指します。
学べる中国語:大連春節イベントで使えるフレーズ
まとめ:2027年春節は「中国を一番深く感じられる旅」へ
2027年の春節は、2月5日(除夕)・2月6日(元日)。
この特別な時期に「大連」で春節を迎える体験は、観光だけでは得られない価値があります。
- 家庭で味わう年夜飯
- 北方の餃子文化(包饺子)
- 新年の空気感を体の芯で感じる
- 先生同行で安心&中国語も伸びる
「いつか中国の春節を体験してみたい」
そんな方にとって、忘れられない体験になるはずです。