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【中国語コラム】中国語 数量詞「把」の使い方|把構文との違いと練習問題付き解説

「把」と聞くと、「把構文」を思い浮かべる方が多いですが、実は中国語には、文法ではなく数量詞としての「把(bǎ)」も存在します。

中国語学習者、特に日本人学習者にとって、「把」は「把構文」のイメージが強く、名詞の前に使われる「一把+名詞」という形に違和感を覚える方も多いでしょう。しかし、中国語を自然に使いこなすためには、この数量詞「把」の理解が欠かせません。

本コラムでは、「中国語 数量詞 把 使い方」をキーワードに、

・基本ルール
・把構文との違い
・よく使う例
・練習問題

について、分かりやすく解説いたします。


中国語の数量詞「把」とは?

数量詞「把」は、人が手で扱ったり操作したりする物を数えるときに使われます。
重要なのは「形」や「大きさ」ではなく、「人との関わり方」です。

基本イメージ

👉 手に取って使えるもの・コントロールできるもの


「把」が使われる代表的な名詞

① 道具・日用品

一把刀(ナイフ1本)
一把伞(傘1本)
一把钥匙(鍵1つ/1束)

鍵が複数本でも「一把钥匙」と言えるのは、「束」だからではなく、道具としてまとめて使うという感覚があるためです。

② 家具にも使える「把」

一把椅子(椅子1脚)

椅子は手で握れませんが、人が動かし、使い、位置を調整する家具であるため、「把」が使われます。
ここに「把」の中国語らしい発想が表れています。


「把」が使えない名詞

以下のような名詞には「把」は使えません。

❌ 一把桌子
❌ 一把房子

机は「一张桌子」、家は「一栋房子」「一间房子」を使います。
これらは人が直接操作する対象ではないため、「把」のイメージに合いません。


抽象的な「把」の使い方(中級以上)

一把年纪(いい年齢)
一把辛酸(多くの苦労)

この場合の「把」は、「たくさん」「ひとまとめ」というニュアンスを表します。
会話や文章表現でよく使われますが、初級段階では理解できれば十分です。


数量詞の「把」と把構文の違い【重要】

👉 同じ漢字ですが、意味も使い方もまったく別です。

混同しないように注意しましょう。


学習のコツ|中国語 数量詞 把 覚え方

・日本語の助数詞に無理に訳さない
・「人が手で使うかどうか」を基準に考える
・「一把+名詞」でフレーズごと覚える

この3点を意識すると、自然な使い分けができるようになります。


練習問題(中国語教室向け)

【問題1】適切な数量詞を選びなさい(把・张・条)

一( )椅子
一( )桌子
一( )钥匙
一( )纸
一( )裤子

【問題2】「把」が使えるものに〇、使えないものに×をつけなさい

刀( )
房子( )
伞( )
床( )
扫帚( )

【問題3】日本語を中国語にしなさい

① 傘を1本ください。
② 椅子が2脚あります。
③ この鍵をなくさないでください。(鍵は1束)


解答

問題1

  1. 把 2. 张 3. 把 4. 张 5. 条

問題2

  1. 〇 2. × 3. 〇 4. × 5. 〇

問題3

① 请给我一把伞。
② 有两把椅子。
③ 别把这把钥匙弄丢了。


まとめ|中国語 数量詞「把」のポイント

数量詞「把」は、人の手と動作を基準にした、中国語特有の数量詞です。
把構文だけに注目するのではなく、数量詞としての「把」を理解することで、中国語の表現力は確実に向上します。


中国語の数量詞「把」は、ルールを知るだけでなく、実際に使ってみることで初めて身につきます。
頭では理解していても、会話の中でとっさに使おうとすると迷ってしまうことは、多くの学習者が経験する壁です。

立橋中国語教室では、こうした数量詞や把構文を、

✔ 実際の会話
✔ よくある間違い例
✔ 日本語との感覚の違い

を交えながら、「使える中国語」として身につけていただけるよう指導しています。

特に会話練習では、「一把伞」「两把椅子」のような表現を、文法説明だけで終わらせず、その場で声に出して練習することを大切にしています。
「分かる」から「言える」への一歩を、教室で一緒に踏み出してみませんか。

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中国語の「感覚」を身につけたい方は、ぜひ一度、
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